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不要不急の分解

先日、体温計がうんっともすんっとも言わなくなったため
近所のドラッグストアに行ったら在庫切れだった。
 
勤務先には体温測ってから出勤するように言いつけられてる。
困ってとぼとぼ歩いていていると、
「電池切れってことにしたら?」という”妖怪★髙森”の啓示が降ってきたために、
「そうかもー♪」と、
雑なスキップでホームセンターに行った。
 
電池を買って、
鼻歌交じりに体温計を分解し、てこの原理でバキッと電池を取ったら
プラスチックの破片と、基盤と、ゴマメの目玉くらいのネジもすっ飛んでどっかに行って、鼻歌の音も外れ、

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うんともすんとも言わなくなった体温計。一応、棺桶のようにふたをし直したけど、浮いてる。

結果、体温計にとどめを刺してしまった。(_ _|||)
 
このありさまを見て、家族は
「え、やっちゃったってか!? やっちゃったかあ」
「だすけ言ったべ。これ(アタクシを指している)さドライバーだのバールだの持たせるなって」
「誰だっきゃ持たせたの」
「見えるとことか、手の届くとこに置いとくからだべ」
「あ~あ、知らねよ、ほんとにもー、ろくたことしねんだすけ」
 
さんざん罵倒され弾劾を受けたのです。
 
そもそも、電池切れだったのかすらも、本当のところは不明。 
 
なくなったのが、ネジっていうのが、何かこう、アタクシを現しているようで気に入らない。
 
 
昔の水銀の体温計がまだあるんだけど、これは、私が会社をずる休みするためにストーブで炙ったために天井ぶち抜き、上がり切ったまま下がってこなくなったので使えなくなってしまった。
 捨てればいいのに、どうやって捨てていいのか分からず、何かの記念っぽい感じがするので取っておいている。
捨てる方法が分かって、かつ、「何かの記念」という設定に飽きたらブチ捨てるけど。
 
 
 
折を見てドラッグショップへ行かねば。
 
 
今度はテレビの調子が悪くなってきているが、ドライバーが見つからない。