このありさまを見て、家族は
「え、やっちゃったってか!? やっちゃったかあ」
「だすけ言ったべ。これ(アタクシを指している)さドライバーだのバールだの持たせるなって」
「誰だっきゃ持たせたの」
「見えるとことか、手の届くとこに置いとくからだべ」
「あ~あ、知らねよ、ほんとにもー、ろくたことしねんだすけ」
さんざん罵倒され弾劾を受けたのです。
そもそも、電池切れだったのかすらも、本当のところは不明。
なくなったのが、ネジっていうのが、何かこう、アタクシを現しているようで気に入らない。
昔の水銀の体温計がまだあるんだけど、これは、私が会社をずる休みするためにストーブで炙ったために天井ぶち抜き、上がり切ったまま下がってこなくなったので使えなくなってしまった。
捨てればいいのに、どうやって捨てていいのか分からず、何かの記念っぽい感じがするので取っておいている。
捨てる方法が分かって、かつ、「何かの記念」という設定に飽きたらブチ捨てるけど。
折を見てドラッグショップへ行かねば。
今度はテレビの調子が悪くなってきているが、ドライバーが見つからない。