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7年の心の友がついに④

昨日の続き。

隣んちのヒステリックなリコーダーの音に心臓を痛めつけられながら、回復プログラムの選択画面にて、

USBメモリの項目が上下に移動させられることを発見した暇人。

 

ノートパソコンのイラスト

 

何度も同じ作業を繰り返す。電源入れてプログラムを選択する。そのうちにUSBなど、これらの項目を上下に移動させられることに気づいた。

優先順位を決めろということなのだろうか、と考える。

なんの優先順位かというと、スタートアップの。それしか思いつかない。

 

flashを一番上部に持ってきて、最後のタグのEXITを押す。

その中のsave&changeを押す。

画面は暗転し、また最初に出るメーカーロゴが表われる。くるくるも順調に回っている。

間もなく、青い画面になり「キーボードの選択」という、さっきとは違う画面が出る。

IMEを選択。

いつの間にか、タッチパネルの機能が戻り、画面に触れると反応するようになっていた。

その後、あれこれ選択が出てきて、そのたびに間違えたり、外したりしながら3歩進んで2歩下がるを地味に繰り返す。

こうなったら意地だ。技術がないので精神論で戦うしかない。

 

やがて、「ナントカ中」という文字が。ここからはどうあっても反応しないので、パソコンの自己回復力に任せるしかないようだ。

 

夜も深まり、

パソコンに修復をやらせたまま、私は一旦就寝する。

パワハラ上司のようであるが、あくまで心の友である。

 

 

翌日、画面いっぱいに。

 

 

続く――。