昨日の続き。
隣んちのヒステリックなリコーダーの音に心臓を痛めつけられながら、回復プログラムの選択画面にて、
USBメモリの項目が上下に移動させられることを発見した暇人。
何度も同じ作業を繰り返す。電源入れてプログラムを選択する。そのうちにUSBなど、これらの項目を上下に移動させられることに気づいた。
優先順位を決めろということなのだろうか、と考える。
なんの優先順位かというと、スタートアップの。それしか思いつかない。
flashを一番上部に持ってきて、最後のタグのEXITを押す。
その中のsave&changeを押す。
画面は暗転し、また最初に出るメーカーロゴが表われる。くるくるも順調に回っている。
間もなく、青い画面になり「キーボードの選択」という、さっきとは違う画面が出る。
IMEを選択。
いつの間にか、タッチパネルの機能が戻り、画面に触れると反応するようになっていた。
その後、あれこれ選択が出てきて、そのたびに間違えたり、外したりしながら3歩進んで2歩下がるを地味に繰り返す。
こうなったら意地だ。技術がないので精神論で戦うしかない。
やがて、「ナントカ中」という文字が。ここからはどうあっても反応しないので、パソコンの自己回復力に任せるしかないようだ。
夜も深まり、
パソコンに修復をやらせたまま、私は一旦就寝する。
パワハラ上司のようであるが、あくまで心の友である。
翌日、画面いっぱいに。
続く――。