振ると芯が出る仕様なんだけど、つい先日まで、
出方が、手加減なしというか、大盤振る舞いというか、やけっぱちというか…。
1振り2センチくらいビョッと出てた。
気前 良すぎる。
正直 迷惑。
買い直すつもりでいたら、何がどうした、今度は振ってもちょっとも出なくなった。
特に何もしてないのに、
いきなりの方針転換。
やりたい放題の筆記具。
振り回される使用者。
進まない原稿。
でも本当のところ、買いに行くのは憂鬱だった。
買い物って、選択の連続でしょう。
あれが邪魔くさい。
時間かかるし、そういうことに頭を使うほど私の頭には余裕ってものはないんだ。
同じものがあったらいいんだけど、それを探すのもしんどい。
自分にとって「これ、いい!」というものが手に入ったら、同じものを数個買い足しておくのがいいかもしれない。
別に同じ型のものを飽きるってこともないし。
現在、彼女(彼なのかもしれないが)の機嫌をうかがいながら、ノックを親指で押して、芯を出してる。
ほかにもシャープペンはあるんだけど、
ぶっ壊れても
結局は使いやすいものしか使わないんだよね。
使いやすいから使いすぎて ぶっ壊れるのか。
私は普段、このシャープペンとボールペンを持ち歩いていて、
紙がないときは ボールペンで手の甲とか腕とかにメモしてるんだけど、
間違えてこいつで書こうとし、皮膚をえぐってしまったことがあった。
顔面に書く習慣がなくて幸いだった。こんな顔だからこそ、これ以上の瑕疵は避けたい。
このシャープペンのおかげで、思いついたことの忘却が阻止でき、ずいぶん助けられてきた。
ともかく、6年前からずっとそばにいてくれる腹心。