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八戸ブックセンターさん企画で、RABラジオの夏目氏とリモート対談(上)

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 10/10。

 八戸ブックセンターさんの企画で、RABラジオにてパーソナリティをされている夏目さんとリモート対談をした。

 場所は駅前の「南部どき」というカフェ。お若いご夫婦が経営されている。内装は西部劇に出てくる酒屋みたいで大変洒落ている。カウンター上の看板や酒樽が目を引く。林檎を保管しておいた倉庫なのか、中はコンクリートがむき出しだ。

 カウンターのところで堂々とした雰囲気で、若い女性と話をしていたおじさんに「この度はお世話になります。八戸ブックセンターさんの企画で……」とご挨拶したら自分を指して「オレ、客」と笑った。私の人を見る目もなかなかのものである。

 私にとってはこの程度の間違いは通常営業なので、特に恥じ入ることもなく淡々と謝っていると、おじさんの向こうに立っていた若い女性が「あ、八戸ブックセンターさんですね、お二階でお待ちです」と手のひらで示した。このひとがご店主関係者だったようだ。

 しっかりした木の板の階段を上っていく。

 二階は屋根裏部屋風だった。梁がむき出し。しぶい木枠の窓。床は木。ウォーターサーバー、アンプ(?)、スピーカー、低めのテーブル席。そして部屋の真ん中に丸いテーブル席。丸い天板は酒樽のふたのような感じでいちいちにくい演出。雰囲気が大変素敵。

 テーブルの上には13型のマックエア。そして八戸ブックセンターの太田さんと熊澤さんのお二方。

 どうもどうもお世話になりますよろしくお願いいたします、と頭を下げあう。

 

 太田さんは細身の色白。高身長。グレーのハイネックセーターと緑を基調としたチェック柄のフレアスカートをお召しになっていた。たたずまいや微笑み方、話し方、たおやかな手の動きなど、宮中を感じさせる。姫っぽい。聞けば、ご出身は皇居じゃないという。意外だった。そういえば今、宮中って熱いんだったよね。

 もうひとかた、熊澤さんは一見して「この人好き」と思わせる雰囲気があった。背はさほど高くなく、パンツスタイルで、きちっと結んだ黒髪。目がかわいらしい。このお嬢さんは、私がヘマをしても絶対責めないだろう、よし。そしてこの方も色白。

 なんだろう、色白キャンペーン中なのだろうか。私、色黒赤ら顔。というかもはや黄ばんでいるんだけど、ここにいて大丈夫かしら。もっと厚塗りしてくればよかった。左官屋が使うモルタルとパテを用意しておこう。あれって、コメリとかホーマックで調達できるのかしら。

 

 

 続く――――。