ほんとは、私がこんなことを書くのは、とんと おこがましいこってすが、
たまにはいいじゃないか書いたって人間に化けたサルだもの。みゆき
てことで。
原稿です。(掲載写真はタイムアウトしました)
今年中に出せるといいな、のやつ。
盛岡市を舞台にした、アパートもの。
太字が編集さんの指示と疑問点。鉛筆書きが私。
ちなみに、映りこんでしまった煙草ですが、
文章の中に喫煙者が出てくるので用意したものです。じゃないと、喫煙者って設定をまんまと忘れてしまうので。
ゲラという言葉や、ルビとかトルとかヒラクとか数年前まで知らない言葉だった。
その界隈の言葉を言うのがものすごく照れくさいし私の柄じゃないので、気がつくと、原稿と言い換えたりしてる。
原稿、と言葉にするのもしり込みしていたころは、紙っつってた。なんだよ紙って。
ほんとは「打合せ」と言う言葉も「そんなこと言うのは、あたくしじゃなくってよ」と内心ひどく違和感と戸惑いと、大きなはにかみを抱きつつ、あたりを憚るようにして小さい声で「打合せ」と言っているくらいだ。
私みたいなもんが、「ゲラ」だの「打合せ」だの口に出したら もったいないお化けがワッシャーと襲ってきそうで、夜におトイレに行けなくなっちゃうもの。
(写真はタイムアウトしました)
★山の上のランチタイム②・下書き中です。採用していただけるよう、励んでおります。ただ正直、無茶苦茶ふんづまってます。
いずれも毎回、自信ないです(自信のなさにかけては誰にも負けないという自信がある)。探り探りです。
だから、原稿を送った後で編集さんから受け取るメールは、ほとんど死刑宣告の通達状です。
採用だったら、おいしいものを食べに行こう(胃の調子が戻ったら)。
ボツだったらおいしいものを食べに行こう(胃の調子が戻ったら)。
そう決めて決死の覚悟で開きます。
原稿を書くより、実際、メールを開けるほうがよほど気合と根性を要しております。
私は音楽を聴きながら書いているのですが、日本語の曲だと歌詞が頭に入って引っ張られしまって書けなくなるので、何を言ってるのかさっぱり分かんない海外の曲にしています。